ウサギの止め足

ウサギの足跡が、雪のフィールドでは、良く見かけます。
スキー場などで、リフトに乗っていて見た人も多いのではないでしょうか?
そんなウサギの足跡ですが、時々、進行方向へ行かなくて、突然なくなったり、別の方向へ行っていたり、来た道を戻ったりした足跡があります。
これを「ウサギの止め足」と言います。
何のために遣っているかというと、自分の敵である、テンやキツネを欺くため。
足跡を追われてつかまらないように、色々と工夫をしています。
この止め足は休憩に入る前にも使われています。
写真のものは、こんなので欺けるの?と思いますが、目線の低い野生動物ですから効果はあるといわれています。
厳しい冬を生き抜くため、野生動物も頑張っているんですね。
はせ
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