野生動物の足跡について
冬。
雪に覆われたフィールドを歩いていると、無数の動物の足跡があります。
そんな足跡を見るとなんだか嬉しくなるとともに興奮してしまいます。
15年前に野生動物の勉強を始めて間もない頃、研究室の先生から言われたことがあります。
「勉強は出来なくても良い。森の中でであった動物の痕跡と語り合える奴が一流だ。」
この言葉は、十代の僕の心を捉えました。
結局、語り合うには、生態学、動物学をちゃんと学ばなければならないと途中で気が付くのですが・・・・。
足跡という痕跡から、何を感じ、考えどう想像を膨らませて、仮説を立てるか。そしてその仮説に
どのようにアプローチして結果と考察をするか。
一つの足跡から教わることは山のようにあります。
まだまだ勉強中のみですが、少しずつ分かってきたような気がします。
まだまだ一流には程遠いですが、今後も野生動物の痕跡と向き合って生きたいと思います。
良かったら一緒に動物との語らいをしてみませんか?
はせ