オオウバユリ 【大姥百合】
雪原にめだっていたので、調べてみました。この植物の名前は、「オオウバユリ」です。飢饉(昔)の時は、食べていたそうです。根っこには、良質のデンプンが含まれていて、百合根として、生のまま衣をつけて天ぷらに、甘煮、茶碗蒸し、和え物にして食べました。また、今でも熊が好きで自分で掘って根っこを食べるそうです。
また、薬としても使われていて、根っこを乾燥したものを、解熱に1日量として15グラムを水0.4リットルで半量まで煎じて、3回に分けて服用する
名の由来は、姥百合(うばゆり)で、茎が伸びて花が咲く時期には、葉(歯)が枯れてしまうことから、ウバユリの名がついた。姥(うば)とは、乳母(うば)のことで、乳児に乳を与え養育して、成人(花が咲くころ)には、年をとり歯が抜けてしまう(歯がない)、ことから、ウバユリの名がついたという 。