タニウツギ

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冬に見る植物って、グリーンシーズンはいったいどんな姿をしているのだろうか。
ということで最近、ネットで調べて、植物のギャップを楽しんでいるワタシです。
すみません。ここからはマジメに解説はじめます。
山の「谷間」に多く生え、茎の中が空洞の木であるところから「谷空木(タニウツギ)」。
田植えの時期に、紅色のラッパ形の小花を枝にたくさん付ける。スイカズラ科タニウツギ属の耐寒性落葉低木。
写真の通り、ピンクで綺麗な花なのですが、実はこの花、あらゆる地域で別名をもっており、縁起の良い花では無いようです。
よく耳にするのは、別名で「火事花」と言われ、家に持ち帰ると火事になるという言い伝えが。。
津軽地方や秋田では、タニウツギを「ガジャシバ」と呼び、棺の中にガジャシバの枝を、死者の持ち物として入れていたこともあったという。
なるほど!! では最後に役立つ面を!!(笑)
タニウツギの花が咲き始めるとタケノコ(ネマガリタケ)が採れると言われていて、タケノコ採りの目安にしている地域や、ワラビ採りの目安にしている地方もあるようです。
別名で「タウエバナ」と呼ばれているのは田植え時期の目安にされているからです。
以上、「タニウツギ」のまとめでした(・v・)ノ
BY みに